vape

喫煙のリスクを徹底解説!肺への悪影響は?タバコの辞め方は?

度重なるタバコ税の増税で、喫煙者の中にも「そろそろ潮時かな…」なんて考え始めている方もいらっしゃるのではないでしょうか?

はたまた、「一箱1000円になるまでは吸う」なんて声もチラホラ聞きます。

今回は、喫煙のリスクを徹底的に解説し、最後にはタバコのやめ方もしっかりご紹介します!

1.タバコは全身の病気のリスクを高める!?

タバコを吸うと肺がんになる」これはご承知の事と思いますが、他にも深刻な病気を引き起こします。

では身体の上部から、病名をみていきましょう!

脳卒中
口腔 / 咽頭がん
食道がん
喘息
肺炎
心筋梗塞
動脈硬化
高血圧
糖尿病
メタボリックシンドローム
バセドウ病
すい臓がん
膀胱がん
胃潰瘍
胃がん
骨粗鬆症etc

これらうつ病やストレスも抱えやすく、全身の病気リスクを高めるタバコ
女性ですと、子宮頸がんや妊娠・出産への悪影響も気になるところです。

こんな恐ろしい病気になるかもしれないのに、あなたは吸い続けますか?

2.10年寿命を短くするタバコ

タバコを吸うと余命が短くなる」という話は、よく耳にします。
では、具体的にどれくらい余命が短くなるかご存知でしょうか?

実は、タバコを吸う人は吸わない人よりも、余命が10年も短くなるんです!

・20歳未満でタバコを吸い始めた男性の72%は70歳まで生存。
・タバコを吸わない男性の72%は78歳まで生存。

→この差「8歳」

タバコで余命が8年短くなったわけです。
同じデータによると女性は、タバコで余命が10年短くなります。

3.タバコの美容への影響は?「スモーカーズフェイス」とは?

喫煙を続けた人は深いシワが目立つ老け顔になっています。
そう、それが「スモーカーズフェイス」です。

喫煙の有無が、顔、さらに人生をも変えてしまうかもしれません。

スモーカーズフェイスの特徴
①目じりや口の周りに目立つ深いシワ
②くすんだ肌などの肌トラブル
③乾燥した唇、白髪、歯や歯茎の変色、口臭など

しかも、顔の老化は中年から始まるのが一般的ですが、スモーカーズフェイスは、タバコを吸い続けている若い人にもあらわれます。
実際の年齢は若いのに、老けて見られているというわけです。
せっかくのハンサムなお顔、かわいいお顔も台無しです。

4.タバコが高齢者の寝たきりを増やす!?

タバコを吸う人と吸わない人で、平均自立期間という日常的な介護を必要とせず、健康で自立した生活をおくれる期間を比べてみると、タバコを吸う人は、吸わない人より4.4年短いことがわかっています。

寝たきりになると、本人はもちろん、介護者にとっても、入浴や排泄などの介助に伴う身体的負担や、介護費や医療費などの経済的負担が大きくなります。
ですから、健康なうちから寝たきり予防を心がけることが大切です。

タバコを吸う人は、「自分の体のことだから好きにさせて」と言うかもしれません。
確かに病気で苦しい人生を送るのはあなた自身です。
しかし、自分の足で行きたい所にいき、おいしいものを食べたくありませんか?
配偶者・子供にも迷惑をかけないためにも健康な体づくりをする事。
その第一歩が禁煙です。

5.受動喫煙が子どもに及ぼす健康被害

子どもが受動喫煙から受ける健康被害は、大人以上に深刻なんです…

喫煙妊婦と非喫煙妊婦の出産時のリスクを見てみましょう。

・流産のリスクが約2倍
・早産は約1.5倍
・子宮内発育遅延になる確率が2.07倍
・出生体重が平均142g軽い
・低出生体重児になる確率1.59倍

→喫煙によって妊娠中から妊婦と胎児は危険にさらされ、無事に産まれたとしても子どもの発育が十分でない場合があるわけです。

また、タバコは子どもの健康と将来を奪います。

子どもの受動喫煙による健康被害は、

・乳幼児突然死症候群(SIDS)
・呼吸器症状(せき、たん、息切れなど)
・気管支炎、肺炎、中耳炎など

SIDSとは、それまで元気だった赤ちゃんが突然死亡してしまう病気です。
父親と母親が喫煙者である場合は、リスクが10倍になるといわれています。
妊娠中のタバコのリスクも考えると、やはりタバコをやめるのが最善です。

健康被害のほかにも、家庭で受動喫煙にさらされている子どもは、数学および読解力が低下するというデータが報告されています。
子どもに「勉強しなさい」という前に、大人が禁煙を考えることが先決です。

タバコを吸うことで、こんなにもあなたの子どもの健康を奪っているのです。
未来ある子どもの健康と将来を守るため、禁煙を考えましょう。

6.タバコが肺に及ぼす影響とは?

たばこの煙には約200〜250種類もの有害物質が含まれていると言われています。
それぞれがどういった有害作用を持っているのか、またそれが肺へどのように影響するのかを見ていきましょう!

①ニコチン

依存を招く物質です。
たばこを吸ってニコチンが脳に入ると、「ドパミン」という快感を生む物質が放出されます。
この仕組みによって、喫煙=快感と体が認識し依存状態になってしまいます。
喫煙期間や本数が増えるほど、肺に悪影響が及ぼされる可能性も高くなります。
ニコチンには依存以外に、血管を収縮させる作用もあります。
血管を収縮させることで血圧が上がり、脈拍も上昇。
その結果、動脈硬化が招かれ、心臓に負担がかかります。

②タール

タールはヤニと言われています。
喫煙者の歯が黄ばみ、肺が黒くなるのは、このタールが原因です。
タールには、約60種類の発がん性物質が含まれ、肺がんの発症につながります。

③一酸化炭素

一酸化炭素は体に入ると、赤血球中の「ヘモグロビン」と結びつきます。
ヘモグロビンは酸素と結びついて体の隅々に酸素を運ぶ仕事をします。
しかし、一酸化炭素とヘモグロビンの結びつきは、酸素の200倍以上と強力
そのため、ヘモグロビンがほとんど一酸化炭素に取られ、赤血球は酸素を十分に運び力がなくなり、運動能力が低下します。

ここで挙げたものは、たばこの煙に含まれる有害物質の中のほんの一握り。
実際は他にも多数の有害物質が含まれており、有害物質を含むがたばこの煙が肺に流れ、あなたの体をむしばんでいきます。

7.喫煙は「肺がん」になりやすい!?

喫煙の影響でポピュラーな病気、「肺がん」。
肺がんの一般的な症状は、

・長く続く咳
・血が混じった痰
・息切れ

などです。

肺がんが進行するに連れて、がん細胞は周りの組織を破壊しながら増殖。
さらに血液やリンパの流れによって全身に広がり、他の臓器に転移してしまいます。

肺がん患者の中で、たばこが原因で肺がんになった割合は1999年の調査によると男性が68%、女性では18%との報告がでています。
その年の肺がん患者から計算すると、男性が約4万人、女性が約5千人に及びます。
合計4万5千人がタバコを吸っていなければ肺がんにならなくて済んだのです!

8.喫煙がもたらす病気、「COPD」とは?

COPDとはズバリ、かつて肺気腫や慢性気管支炎とも呼ばれていた病気のこと。

正式には「慢性閉塞性肺疾患(まんせいへいそくせいはいしっかん)」と言います。
名前のとおり、気管支内の空気の通り道が狭くなる病気で、肺胞や気管支がたばこの有害物質によって傷つけられ併発する病気です。
体に酸素が行き渡らず、また二酸化炭素が体内に溜まるため、息苦しくなります。

たばこの煙に含まれる有害物質が体の免疫力を低下させることは、上記で説明した通りです。
つまり、喫煙者は肺の免疫機能が低下しているため、風邪をひくと咳や痰の症状が長引きやすくなります。
また、肺炎になりやすくなったり、結核感染や発病のリスクも高くなると言われています。

百害あって一利なし。
まさにこの言葉につきます。

9.タバコをやめて”ここがよかった”

今まで散々怖い話をしてきたので、ここから明るい話題にうつりましょう!

禁煙すると○○になった!

 ・衣服や部屋、車からタバコのにおいがなくなった
・数日後には、味覚や嗅覚が鋭敏になり、食べ物をおいしく感じるようになった
・目覚めがさわやかになった
・肌の調子がよくなった
・口臭がなくなった

など、別人になったような生活が送れます!

10.なぜ、タバコがやめられない?

現在、ある調査では、喫煙者のうち、3人に1人が「タバコをやめたい」と思っているそう。
ところが、タバコを吸う人の割合は、ここ数年横ばい。
では、「今度こそ絶対にタバコをやめる!」と決意しながら、なぜついまた吸ってしまうのでしょう?

あなたの意志が弱いから?

いえいえ、実はニコチンのもつ【依存性】が原因です。

ニコチンが脳にあるニコチン受容体に結合すると、快感を生じさせる物質が大量に放出され、喫煙者は快感を味わうことになります。
これが、「タバコを吸うと落ち着く」「ホッとする」といった効用が得られるしくみです。
しかし、30分もすると体内のニコチンが切れて、反対にイライラ、落ち着かないなどの禁断症状があらわれます。
そして、その禁断症状を解消するため、またタバコを吸うようになり、そうしてニコチン依存症に陥ります。

ニコチン依存症から抜け出すのは、ヘロインやコカインをやめるのと同じくらい難しいといわれています。
麻薬と同じように依存度が高いので、自分の意志の力だけで乗り越えられないのも当然です。

11.禁煙してみようと思ったら?

まず、自分の力だけで禁煙してみる方法です。

タバコを吸いたくなったとき、喫煙と結びついている生活パターンを変えてみましょう。
タバコ、ライターなどの喫煙具を処分する、パチンコ店、居酒屋などタバコの煙に近寄らないようにする。
また、喫煙の代わりに歯を磨いたり、糖分の少ないガムや干し昆布などをかむのも効果的です!

次に禁煙をサポートしてくれる禁煙補助薬を使う方法もあります。

禁煙補助薬には、①ニコチン製剤と②ニコチンを含まない薬があります。

①ニコチン製剤は、口の中の粘膜や皮膚からニコチンが少しずつ吸収されることで、ニコチン切れの症状(離脱症状)を軽減して、禁煙をサポートします。ニコチン製剤には、ガムとパッチ(貼り薬)があり、薬局で買えるものがあります。

②ニコチンを含まない薬とは、ニコチン切れ症状を軽くするだけでなく、タバコをおいしいと感じにくくする作用のある飲み薬で、医師の処方が必要です。ただし、「服用中は自動車運転や機械操作などを行わない」などの注意事項があります。

どの禁煙補助薬を使うかは、すでに持っている病気などによって異なりますので、必ず医師・薬剤師に相談してくださいね!

12.禁煙外来って知っていますか?

ニコチンによる依存症でタバコをやめたいのに止められない!」というあなた。
禁煙外来をご存知でしょうか?

ニコチン依存症は、治療が必要な病気ですから、病院で医師と一緒に禁煙を進めるのが成功の近道です。
禁煙を成功させたいという人に対し、医師が禁煙指導を行っているのが「禁煙外来」です。
禁煙外来では、ニコチン依存症の有無を調べて、薬を服用するとともに、タバコを吸いたくなったときの対処法など、1人ひとりに合わせたアドバイスを受けることができます。

また、一定の要件を満たせば、禁煙治療に健康保険等が適用され、医療費の自己負担も軽くなります。

せっかく禁煙しようと思ったのですから、成功率が高い禁煙外来を利用してみませんか?

禁煙治療は、健康保険等を使って受けることができます。
自己負担が3割の人は、約3ヶ月の治療スケジュールで、1万3,000円~2万円程度です。
仮に、タバコを1日1箱吸う人の場合、8~12週間分のタバコ代と、健康保険適用の禁煙治療費を比べてみると禁煙治療に支払う費用のほうが、タバコ代よりも安くつきます。

医師のサポートを受けながら禁煙を続けられて、しかも自己負担も安いのであれば、禁煙外来に行くメリットは大きいはずです。

13.ストレスなく禁煙するなら、電子タバコ(VAPE)がオススメ!

最後に、電子タバコ(VAPE)を使った禁煙もおすすめです!

電子タバコ(VAPE)はニコチンやタールなど、タバコに含まれる有害物質が一切入っておらず、専用のリキッドと呼ばれる味や匂いのついた液体を加熱して発生する水蒸気を楽しむものです。
たくさんタバコが発生する爆煙タイプのものも登場しており、今までタバコを吸ってきて、「口が寂しい」という理由でタバコがやめられないあなたもストレスなく禁煙することができます。
オススメの方法は、最初のうちはタバコと併用して、徐々にタバコの本数を減らしていくと確実にやめられます!

こちらの記事でオススメの電子タバコを紹介しているので気になった方は参考にして見てくださいね!

14.禁煙をして明るい未来を手に入れよう!

たばこは身体に悪いとはわかっていても誘惑にはなかなか勝てないもの。
たばこはまさに「百害あって一利なし」。

電子タバコ(VAPE)、薬や禁煙外来をうまく利用して自分の身体を大切にしてはいかがでしょうか?